電車の中で
先日用事があり、長野の実家に日帰りで帰りました
実家に帰るのには、特急しなのという振り子式で山を登っていく電車に乗らなければいけません
景色は最高なのですが、寝に徹するにこした事はありません
木曽のあたりで、トイレに行きたくなり席を立つと
参ったなあ〜まだ道のりが遠いなあと思っていたところ
隣りの60代の女性が話しかけてきました
彦根から長野まで2週間に一回、日帰りで帰っているらしいのです
上には上がいます
旅の恥はかきすてね〜といって色々な話をしてくれました
日々電車で通っていると色々な人に会うようです
この前は隣りになった人が
上京する娘の引っ越しを手伝うのに、夫婦で車に荷物を積み
留守番をしてくれるおばあさんに挨拶に行った所、なんと旦那さんに置いていかれれたと言うのです。待てどくらせど戻ってこないので、新幹線で追いかけている最中だと。
誰かにどうしても聞いて欲しくて、その方に話していたそうです
そうかと思うと、その方も私に向かって
今度娘が結婚する相手と言うのが、うんともすんとも言わない婿さんで
あんまり嬉しくないとか
私は「色々な人がいるけど、大人しい人もいいと色々な方が言われますよ」
となぞのアドバイスをしたり
同郷と言う事で話が盛り上がりました
最後はお互い酔わなくて良かったね!!と言って別れました
長野は32度を超える暑い日でしたが、湿気が無いので爽やかに感じました
余りのんびりもできず、あっという間に帰る時間になってしまいましたが
電車の中のおばさんはいつも帰りに途中下車して名古屋で降りて
成城石井でバナナを3本買って帰るそうです
美味しいんだそうで、私も今度買ってみようと思いました
話してみなければ解らないのが人で、おもしろいものですね