サンタクロース?神様?
クリスマスが近づいてきて、息子は毎日何を頼もうか真剣に考えております
早めにした方が良いよ!と言っているのですが中々決まりそうにありません
さて、そんな時期に思い出す事があるので、今日はそれを書こうと思います
昔東京で下積みをしていた頃の
手取りで13万円くらいの給料だったと思うのですが、生活ギリギリな時代の話です
渋谷駅を歩いていると、向こうから同じ動線で近づいてくる白い紙袋を持った50代くらいの男性が
私の前でピタッと止まり、『財布を無くして家に帰れないから1000円欲しい』というのです
『えっ!こんなにも人が沢山回りにいるのに、私??』と驚きを隠せませんでした
タダは悪いと、使いかけのテレホンカードと交換してというのです
『え〜じゃあお家に電話して持ってきてもらったら良いじゃないですか!!』
と私も食い下がらず、交番のおまわりさんにも借りたら良いとアドバイスしたりもしました
ところがおじさんは、『どうしてもあなたから借りたい』というのです
私はお金が全然ないから嫌だと言い張り、粘ったのですが
結局、根負けしておじさんに1000円をあげました
おじさんはとても喜んで、握手を求められました
『え〜』と思いながらも、握手すると耳元で
『君の人生は困る事は無いでしょう』とささやかれました
ビックリしているとおじさんは、『遠くから祈っているからね』と言って
去っていきました
何だか狐につままれた気持ちでしたが、それからピンチな時にも
何とか過ごせてきたのは、そのおじさん・・・いえ、サンタクロースか神様だったかもしれません
はたまた、単にお財布を無くしたおじさんだったかもしれませんが
信じるものは救われるとい事もあるので、それから困った人にはなるべく
助けてあげる気持ちで日々過ごすようになった私です
きっと皆さんの周りにも出現しているかもしれませんよ
沢山の中から選ばれたと思って、前向きに対応しても良いかもしれませんね〜
津市美容室 imiu
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